紙幣 2015 11 28

 新聞記事によると、
過激派組織「イスラム国」は、資金が豊富にあるという。
 石油の密輸による売り上げが、
毎日、100万ドル以上と言われています。
 問題は、その取引は、どう行われているのかでしょう。
こうした取引は、電子決済を使っているとは思えず、
ドルで現金取引で行われているとすれば、
そのドル紙幣は本物かという問題が出てきます。
 今から10年ぐらい前だったと思いますが、
私は、アメリカ人が「100ドルの高額紙幣は使わないほうがよい。
基本はクレジットカードで決済すべきである」と書いているのを読んだことがあります。
 今の時代、クレジットカードに、
PayPal決済や電子決済という「非常に便利な決済手段」があるのに、
あえてドルの高額紙幣を大量に使うのは、
テロ組織か犯罪組織ぐらいなものでしょう。
 反米の国が多いでしょうが、
基軸通貨のドルで決済する以上、
ニューヨーク連銀を経由するのが、基本でしょう。
 最近は、話題に上らなくなりましたが、
金正日時代の北朝鮮において、
主な輸出品は、「ドル紙幣」でした。
 当時の北朝鮮において、
ドル紙幣の印刷技術は、世界最高でした。
 あまりにも精巧だったので、
北朝鮮においては、
本物と偽物の区別がつかなくなってしまい、
実に不便なことになったと聞いたことがあります。
 北朝鮮製造のドル紙幣は、
どこへ行ったのでしょうか。





























































































スマートフォンのトップページへ